ライトニングバカラ

オンラインカジノのバカラにはいくつかの種類がありますが、そんな中で配当の高さとともに派手な演出で人気の高いのが「ライトニングバカラ」です。ライブバカラでプレーできますが、ライトニングという名前が付いているだけあってゲーム中に稲妻が輝きます。

ライトニングラウンドとは

ライトニングバカラには通常のバカラには無い、「ライトニングラウンド」という特別なラウンドが付帯されています。ライトニングラウンドというのは、特定のカードで勝った場合に配当がアップするというサービスラウンドのことです。通常バカラに配当倍増のチャンスの付加されたのがライトニングバカラと言えます。

ライトニングバカラも通常のバカラと同じ手順でゲームが始まります。

１．チップを置いてベット

チップを所定のエリアに置いてベットします。ベットエリアは以下の5つで、複数のエリアにベットすることも可能です。

・プレーヤー：プレーヤーが勝利
・バンカー：バンカーが勝利
・タイ：プレーヤーとバンカーが引き分け
・プレーヤーペア：プレーヤーの2枚のカードが同じ数字
・バンカーペア：バンカーの2枚のカードが同じ数字

２．ライトニングラウンド

ベット時間が終了すると、通常バカラではカードが配付されますが、ライトニングバカラの場合はここで「ライトニングラウンド」が始まります。稲妻が光ると、配当が倍増する「ラッキーカード」が表示されます。1枚から最大5枚までのカードに、「2倍」・「3倍」・「4倍」・「5倍」・「8倍」のいずれかの倍率が付帯されるようになります。5枚のカードが全て8倍ということもあり得ます。ベットした側がこのラッキーカードを含んで勝利すると、ラッキーカードの分だけ配当が倍増します。

３．カードの配付

ライトニングラウンドが終わると、ディーラーがプレーヤーとバンカーのエリアに2枚ずつ裏に伏せたカードを配ります。

４．勝敗の決定

伏せられたカードが表に返された後、プレーヤーとバンカーの各2枚のカードの数字を合計します。合計数時の1の位が「9」に近い方が勝利となります。例えば、ディーラーが「9と7＝16」で、プレーヤーが「2と6＝8」だった場合は、プレーヤーの「8」の勝ちとなります。

ここで、上記の勝利したプレーヤーの「2」が「スペードの2」で、ラッキーカードも「スペードの2」で倍率が5倍だったとします。その場合、プレーヤーに2ドルベットした人は5倍の倍率が適用され、10ドル(2ドル×5倍)の配当を得られます。

ライトニングバカラでは以下のベットをしていると配当を得られます。

・勝利した方にベットしている。
・「プレーヤーペア」、「バンカーペア」が的中する(プレーヤーとバンカーの勝敗に関係なし)。
・引き分けの場合に「タイ」にベットしている。

５．3枚目のカードの配付

バカラ、およびライトニングバカラでは2枚のカードでは決着がつかず、3枚目のカードが追加される場合があります。2枚のカードで決着がつくのは「ナチュラルウィン」と呼ばれる、プレーヤーかバンカーのどちらか、または両方のハンドが「8」か「9」になった時だけです。カードの追加はプレーヤーから行われ、バンカーは後出しの形になるため、1％ほどですがバンカーの方が勝率が高くなります。

ライトニングバカラの配当

ライトニングバカラの配当は通常のバカラより低くなっています。

ただ、通常バカラは基本の配当が2倍でしかありませんが、ライトニングバカラはラッキーカードの倍率によって配当が大幅にアップします。理論上では最高倍率が以下になっています。

・プレイヤー：513倍
・バンカー：513倍
・タイ：1,310,721倍
・プレーヤーペア：577倍
・バンカーペア ：577倍

「タイ」の最高倍率の1,310,721倍は以下の計算によります。

・バンカー、プレイヤーが3枚ずつカードを持っている。
・計6枚のカード全てがラッキーカードで、倍率が8倍である。
・従って、総倍率は8 × 8 × 8 × 8 × 8 × 8＝262,144倍になる。
・「タイ」(配当6倍)にベットする。
・262,144倍×5倍＝1,310,720倍(賭け金の1倍分は除外)

手数料の発生

ライトニングバカラでは1ゲームごとに手数料として20％を取られます。仮に、1ドルをベットした場合、実際に口座から差し引かれるのは1.2ドルです。この手数料は勝っても負けても戻ってきません。従って、事実上の配当は手数料の20％を引いた以下の倍率になります。

まとめ

ライトニングバカラのルールやシステムは通常のバカラとほとんど変わりません。ただし、大きな違いとして、ラッキーカードの倍率次第で配当が莫大な金額になります。また、ライトニングバカラはエンターテインメント性も備わっています。