オンラインカジノでプレーする人が年々増加しているため、それに伴って様々な職業の人や、生活環境の人がプレーするようになっています。そのためか、プレーヤーの中には、短時間での勝負を好む人がいます。実は、そんな人たちに適したオンラインカジノの攻略法があり、それが「パーレー法」です
パーレー法とは
パーレー法の手法は非常に簡易になっており、勝つごとにベット額を倍にしていくだけのことです。ちなみに、負けた時にベット額を倍にする手法に「マーチンゲール法」がありますが、システムは全く同じなため、パーレー法を「逆マーチンゲール法」とも呼んでいます。
また当然、パーレー法に適したゲームはマーチンゲール法同様、勝敗率が50%で、払戻し倍率が2倍(ベット額と同額の勝利金)のゲームです。従って、ブラックジャックやバカラ、ルーレットなどが有効です。
パーレー法によるベットの収支
仮に、基本ベット額を1ドルとしてルーレットの一方の色にベットし、4回連続して勝ち、5回目に負けたとします。その場合のベット額と累計損益額は以下になります。
勝敗 | ベット額 | 累計損益 | |
1回目 | 〇 | 1ドル | +1ドル |
2回目 | 〇 | 2ドル | +3ドル |
3回目 | 〇 | 4ドル | +7ドル |
4回目 | 〇 | 8ドル | +15ドル |
5回目 | × | 16ドル | -1ドル |
5ゲーム目に負けると、15ドルの利益が無くなり、1ドルの損失が発生します。パーレー法では一度でも負けるとそれまでの利益が全て無くなり、1回目のベット額分の損失が生じます。このことは何回ゲームを繰返しても同じです。10連勝して11回目に負け、50連勝して51回目に負け、100連勝して101回目に負けても、損失は1回目のベット額だけです。
パーレー法はその特質から、何回勝ったらゲームをいったん止めてリセットするという事前の計画が肝心であり、計画を実行できる強い意思が必要です。
パーレー法のメリット
パーレー法のメリットには以下などが挙げられます。
1.手法がシンプル
パーレー法は難しい計算をする必要がありません。また、技術や経験が不要なため、オンラインカジノ初心者でもベテランと同じ結果を得られます。
2.短時間での高額勝利金の獲得
パーレー法は倍々ゲームになっているため、ネズミ算式に利益が膨張していきます。1回目のプレーに高額なベットをすると、瞬時に数百ドルを稼ぐことも可能です。
3.小さいリスク
ギャンブルをしていて常に感じるのがプレッシャーです。少し負けが続くと、資金を失うという恐怖から冷静な判断ができなくなります。ところが、パーレー法はたとえ負けたとしても、実質失うのはそれまで稼いだ利益だけです。精神的に余裕を持ったプレーを続けることができます。
パーレー法のデメリット
パーレー法には以下のようなデメリットも存在します。
1.一度でも負けると損失が発生
上記の表でも分かる通り、いくら勝ち続けても、一度負けると初回のベット額分の損失が出ます。欲をかいてパーレー法を継続してばかりいると、常に1回目のベット額分の損失を抱えます。また、実質的には初回のベット額の損失でしかありませんが、それまでの勝ちが大きいと精神的には大損した気分になり、冷静なプレーのできなくなる危険性が潜んでいます。
2.交互の勝ち負けで損失が拡大
パーレー法は負けるとベット額をリセットするため、勝ちと負けが交互に起きると、初回ベット額の損失が膨らんでいきます。例えば、3回連続して勝ちと負けが続くと、各回のベット額と累計損益は以下になります。
勝敗 | ベット額 | 累計損益 | |
1回目 | 〇 | 1ドル | +1ドル |
2回目 | × | 2ドル | -1ドル |
3回目 | 〇 | 1ドル | ±0ドル |
4回目 | × | 2ドル | -2ドル |
5回目 | 〇 | 1ドル | -1ドル |
6回目 | × | 2ドル | -3ドル |
パーレー法とマーチンゲール法の併用
パーレー法は負けた時に最初のベット額が損失が発生し、マーチンゲール法では勝った時に最初のベット額が利益となります。そこで、パーレー法とマーチンゲール法を併用すると、パーレー法で出た損失をマーチンゲール法で補うことができ、利益を確保しやすくなります。
例えば、パーレー法とマーチンゲール法を組み合わせると、以下のようなベット額と累計損益になります。
勝敗 | ベット額 | 累計損益 | ||
1回目 | パーレー法 | 〇 | 1ドル | +1ドル |
2回目 | パーレー法 | 〇 | 2ドル | +3ドル |
3回目 | パーレー法 | × | 4ドル | -1ドル |
4回目 | マーチンゲール法 | × | 1ドル | -2ドル |
5回目 | マーチンゲール法 | × | 2ドル | -4ドル |
6回目 | マーチンゲール法 | 〇 | 4ドル | ±0ドル |
7回目 | パーレー法 | 〇 | 1ドル | +1ドル |
8回目 | パーレー法 | 〇 | 2ドル | +3ドル |
9回目 | パーレー法 | 〇 | 4ドル | +7ドル |
10回目 | パーレー法 | 〇 | 8ドル | +15ドル |
4回続けて勝ったら止めるという計画を組んでおくと、15ドルの利益を確保できます。
まとめ
パーレー法は短時間で高額な利益を得られるという手法です。しかも、負けた時の損失が初回分のベット額でしかないため、ほぼノーリスクと言えます。ただし、何回勝ったらプレーをいったん止めるという計画を持っていないと、常に初回ベット分の損失を溜めることになります。