近年、オンラインカジノで取扱われる決済ツールが多種になっていますが、最近新たに採用されるようになったのが「ジェットオン(Jeton)」です。ジェットオンはecoPayzやVenus Point、Much Betterなどと同じ、オンラインでの決済を可能にする電子決済サービスです。ジェットオンとオンラインカジノ間の入出金は他のツール同様、入出金先にジェットオンを選択するだけで行えます。
ジェットオンとは
ジェットオンは2016年にロンドンにあるLA ORANGE LIMITED社によって設立されます。イギリス政府の金融行動監視機構(FCA)から認可を受けており、信頼性には問題がありません。なお、イギリスのサッカーチーム「ウェストハム・ユナイテッドFC」の公式スポンサーになっています。ジェットオンはログイン時に2段階認証システムを採っているため、安全性が高くなっています。さらに、クレジットカードでの入金機能や、24時間無休のサポート体制が備わっています。
ジェットオンはApple storeやGoogle play storeから専用のアプリをダウンロードし、スマホでアカウントを管理します。なお、パソコンでもサインインは可能なため、どちらを利用しても問題ありません。ジェットオンは新しい会社ではありますが、取引分野が拡大しています。
ジェットオンの登録
ジェットオンの口座の登録は無料ででき、登録自体も数分でできます。ジェットオンの登録は以下の手順で行います。
①ジェットオンの公式サイトにアクセスし、「Register(登録)」のページを開きます。
②以下の情報を入力します。
・携帯電話番号
・e-mail address
・パスワード(画面の「電話番号」は誤表示)
・Firstname(半角英数字で名前)、Lastname(半角英数字で苗字)
・Date Of Birthday(生年月日を〇〇日-〇〇月-〇〇〇〇年で入力)
③利用条件の枠にチェックを入れ、「サインアップ」をクリックします。
登録した携帯電話番号にSMSで認証コードが送られてくるので、それを入力するとAddress Detailsのページが開きます。
④住所を半角で入力します。
・Address(市町村以下の住所):1-2-3, Nagatacyo, Chiyoda-ku
・City(市町村):Tokyo
・Postal Code(郵便番号):123-9876
⑤「Go to Wallet」をクリックして登録手続きが完了です。
毎回ログインするごとに、携帯電話番号にSMSで認証コードが送られてきます。ログイン画面で携帯電話番号とパスワードを入力し、送られてきた認証コードを入力するとログインできます。画面右下の言語メニューで「日本語」を選択すると、サイトが日本語で表記されます。ただ、日本語の表記には若干誤表記や意味不明な部分が残っています。
ジェットオンへの入金方法
ジェットオンへの入金方法には以下が用意されています。
ビットコイン
ビットコインを利用した手数料は無料になっており、入金時点のレートで最低50ユーロ分から最高15,000ユーロ分のビットコインの入金ができます。
VISAカード
VISAカードから入金する場合は入金額に応じた手数料がかかります。また、通貨の両替手数料として、VISAカード側で費用の生じる場合があります。なお、入金する前に本人確認書類の提出が必要です。
銀行送金
1回に付き、最低50円から最大5,000円の入金が可能で、入金手数料も無料です(銀行側の振込手数料は要負担)。対応銀行は三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行・住信SBIネット銀行・ジャパンネット銀行・楽天銀行の6行です。なお、ネット振込用として、各銀行でネットバンキング口座を作っておくことが必要です。
ジェットオンキャッシュ:現状は日本での利用が不可
ジェットオンキャッシュとは、ジェットオン内で利用できる商品券のようなものであり、専用のアプリかリセラーサイトで購入できます。ジェットオンのアカウント残高を追加したり、オンラインショッピングの支払いに利用したりできます。
ジェットオンからの出金方法
ジェットオンの口座から出金するには、銀行口座への振込が利用できます。送金手数料は無料で、48時間以内に着金します。ただし、受取る銀行側で国際送金からの受領に対する手数料を取られる可能性があります。なお、最初の出金時に本人確認書類の提出を求められます。
まとめ
ジェットオンは2016年の創立のため、日本での認知度はあまり高くありません。現状では対応しているオンラインカジノもそれほど多くありませんが、年々採用するオンラインカジノが増加しています。ジェットオンはログイン時に2段階認証が行われており、セキュリティは万全です。また、口座の利用手数料がかからず、アプリで資金管理ができるなどのメリットがあります。日本のプレーヤーへのサービスの拡充が図られており、利用価値の拡大が見込めます。